社会を変える、クリエイターの仕事 〜クリエイターが今、社会に求められるスキルやアイデアとは!?〜
2015年07月10日(金)19:00-21:00 (受講料:2000 学生1000円)
自分のスキルやアイデアを、何かに活かしたい。
もっとできることがあるはず。
そう考えるクリエイターたちと、彼らを必要とするクライアントを繋ぎ、
クリエイティブの流通を促すプラットフォームが
(株)ロフトワークです。
2000年に代表取締役・林千晶さんと、
代表取締役社長・諏訪光洋さんによって
設立されたロフトワークは、
今や2.5万人のクリエイターコミュニティを擁し、
Web制作、ユーザ体験の視点から商品の新しい価値や
利用シーンを生み出すオープンコラボレーション、
空間&プロダクトデザイン、アバターや映像制作といった
デジタルコンテンツなど
あらゆるクリエイティブサービスを提供しています。
▲伊勢丹の「今」と「これから」がわかるWEBメディア「ISETAN PARK net」/株式会社三越伊勢丹
▲PLUSファニチャーカンパニー 海外向け会社案内・ランディングページ制作
▲石垣市役所と共同で名産品をリデザインした"USIO Design Project"
その根底にあるのは、企画・制作・コミュニケーションを通じて
イノベーションを実現すること。
つまり、クリエイターとクライアントの新しい出会いや、
個々が持つ創造力によって、これまでにない"新しい価値"を
提案することです。
価値観が多様化する中で、サービスを受けたり
商品を選ぶ消費者サイドも、その商品の背景にある物語や文化を含めた
コンセプトに共感し、支持することが少なくありません。
そうしたなかで、クリエイターは埋もれてしまっているものや、
何気ない日々の中から"宝物"を見つけることもひとつの必要なスキル。
昨今さまざまなところで話題を呼んでいる地域再生プロジェクトでは、
こうしたクリエイターの力が必要とされることが多いのです。
2015年4月、「飛騨の森でクマは踊る」というユニークな社名の企業が誕生しました。
この企業のミッションは、国産材の市場縮小や後継者不足など、
林業の抱える課題をクリエイティブな力で解決し、地域産業を創出すること。
「飛騨の森でクマは踊る」(通称ヒダクマ)は、
ロフトワークと林業コンサルティングを手がける(株)トビムシ、
飛騨市が共同で設立した第三セクター。
思わぬところでクリエイターの力が必要とされる現場があり、
メイカームーブメントなど、ものづくりの現場にも変化が訪れた今、
個々が持つスキルやアイデアは、どのような仕事につながり
社会を変えていくのでしょうか?
本レクチャーの講師は、
ロフトワーク代表取締役/飛騨の森でクマは踊る代表取締役・林千晶さん。
ロフトワークがどのようにクライアントとクリエイターの
マッチングを行ってきたのか、そのプロジェクトマネジメントの
ノウハウから、新しく設立した「飛騨の森でクマは踊る」の活動までを
お話しいただきつつ、"今""これから"必要とされる
クリエイターの力についてお話いただきます。
――これまで培ったスキルを、故郷のために活かしたい。
――クリエイティブなアイデアで
子どもたちがイキイキと暮らせる未来をつくりたい。
――今向き合っている課題に対し、解決の糸口がほしい。
そうした想いを抱えるクリエイターにも、
クリエイターの力を求める人にも、ぜひ参加していただきたい講座です。