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あなたにもできる、プロボノ 〜職業のチカラを、社会のチカラにする〜

2015年07月03日(金)19:00-21:00 (受講料:一般2000円 学生1000円)

わたしたちの記憶に、深く残る東日本大震災。
この、大きな出来事に対して、

「寄付はしたけどもっと何かの支援がしたい。でも、力仕事には自信がない......」
多くの人が色々な想いを心の中で呟きました。
何かの形で動きたかったけど、どう動いていいか正直わからなかった......
と、ジレンマを抱えた人もいるのではないでしょうか。

最近、『プロボノ』という言葉を
よく耳にするようになりました。

『プロボノ』を辞書的に定義すると、
「社会的・公共的な目的のために、自らの職業を通じて培った
 スキルや知識を提供するボランティア活動」
となります。

アメリカでは、2001年にアーロン・ハーストさんが
『タップルート』を立ち上げて、数千件の『プロボノ』を実施していたり
また、日本では嵯峨生馬さんが2005年に『サービスグランド』を立ち上げたりなど、
今では世界中で多くの『プロボノ活動』が見られるようになりました。

今回のARTS FIELD TOKYOでは、

異なる職種の2人が、
それぞれの持つスキルをどのように活かしているか実際にお話いただきながら
どのような仕事でも、職種でもできる『プロボノ』があるコトを考えます。

グラフィックデザイナーの福島 治さん(福島デザイン代表)
コピーライターの後藤国弘さん(ドライブディレクション代表)を講師にお迎えし、
自らが行なっている数多くの『プロボノ』をご紹介いたします。

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〈福島さんProject〉JAGDAやさしいハンカチ展 Part 1, Part 2, Part 3,

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〈福島さんProject〉ユニセフ祈りのツリープロジェクト


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〈後藤さんWorks〉左上:マイナビ転職 ポスター/右上:COCO塾ジュニア テレビCM/左下:東京新聞 ポスター/右下:フジテレビ『オリエント急行殺人事件』ポスター

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〈後藤さんProject〉左:石巻市雄勝町「モリウミアス」ポスター/右上:絵本『きぼうのかんづめ』企画協力/右下:木の屋石巻水産「金華さば缶詰」パッケージ


グラフィックデザイナー、コピーライター、
それぞれ職種のなかで、目の前にある問題に向き合いながら、
どのようにして自らのスキルを社会へと繋いでいるのか...?
社会に参加するクリエイションとは...?

本レクチャーでは、
クリエイターに限らず、

社会に携わる様々な技術者や
総合職の各部署でスキルを培われている会社員の方、
可能性を追求されている研究者や
お家を守るお母さんたち、
日々、様々な働きをしている方々へ向けて、

『プロボノ』の始め方や社会的な広がりを
わかりやすく知っていただくとともに、
じぶんが持つスキル(技術、能力、思考など)を
再確認
していただきながら

「あなたにもできる、プロボノ」をお伝えしていきます。

あなたのスキルに、
新しい価値がうまれます!


<講師プロフィール>

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福島 治(ふくしま・おさむ)
1958年広島生まれ。グラフィックデザイナー。浅葉克己デザイン室、ADKを経て、1999年福島デザイン設立。デザインによる寄付サイト「GIFTHOPE」、被災地支援プロジェクト「unicef祈りのツリー」JAGDAやさしいハンカチ」など、デザインにおける社会貢献の可能性を探求、実践する。世界ポスタートリエンナーレトヤマ・グランプリ、カンヌ広告フィスティバル・金賞など国内外の30以上の賞を受賞。東京工芸大学教授。

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後藤国弘(ごとう・くにひろ)
1963年長野県生まれ。クリエイティブディレクター/コピーライター。岩永嘉弘氏に師事の後、独立。株式会社ドライブディレクション代表。東京コピーライターズクラブ会員、大正大学表現学部客員教授。三越伊勢丹、リクルート、東京新聞、フジテレビ、マイナビ転職、COCO塾などの仕事に加えて、東日本大震災の応援プロジェクトにも取り組む。TCC新人賞、毎日ファッション大賞話題賞、グッドデザイン賞などを受賞。

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福島 治(アートディレクター・グラフィックデザイナー)/ 後藤国弘(クリエイティブディレクター・コピーライター)( 講師紹介

福島 治(アートディレクター・グラフィックデザイナー)/ 後藤国弘(クリエイティブディレクター・コピーライター)

MESSAGE

【福島さんMESSAGE】僕が考えるプロボノの大切なポイントは、社会問題を政治や行政任せにせず、自分たちが積極的に向き合うことです。責任の持てる未来を国民一人一人が作り出す意識を持てば、きっと社会は変わると信じています。【後藤さんMESSAGE】東北の人たちと向き合う時に、僕は「支援」ではなく「応援」がしたいと、いつも思っています。いい人だからプロボノを続けられるのではなく、職能を使うから続けられる。仕事の仲間でもある福島治さんとの時間を、楽しみに。

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