つくること・残すこと 2/講師:港千尋(写真家・著述家)
2011年07月14日(木)19:00-21:00 (受講料:2000円)
作品をみること、それが記憶になってゆくこと。
そして記憶の中にある創造性とは?
洞窟壁画、象形文字、文字、言葉、絵画、石碑、写真、映像。。
私達は、文明が芽生えはじめたときから、「つくること」と「残すこと」を繰り返してきました。
「残す」という行為のなかにある創造性に、なにが見えるのでしょうか?
シリーズ講義「つくること・残すこと」第二回目の講師は、
写真家であり著述家の港千尋さんをお招きします。
ベイルート・アートセンターで開催中の展覧会『事後のイメージ』展。中東を中心にイメージ・記憶・アーカイヴをテーマにした展覧会に岡部昌生+港千尋のユニットで参加している。
ブエノスアイレスで開催されたグループ展『時の痕跡・言葉の痕跡』展会場。日本の書家の作品とともに、活字の記憶を扱ったシリーズ「文字の母たち」が展示された。
アンゼルム・キーファーのインスタレーション オーストラリアのタスマニアにオープンした新美術館MONAでは記憶とアーカイヴをテーマにした恒久展示がクリスチャン・ボルタンスキー、アンゼルム・キーファーらとともに、『タスマニアのヒロシマ』(岡部+港)の3作家により設置されている。