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マニュエル・タルディッツ(建築家/みかんぐみ共同主宰)

マニュエル・タルディッツ(建築家/みかんぐみ共同主宰)

MESSAGE

mAAch ecuteとして生まれ変わった旧万世橋駅は、東京駅とほぼ同時期に中央線の発着駅として作られました。関東大震災などを経て駅としての機能を失った後、交通博物館として人々の集まる場所となりました。地域にとって江戸時代から神田の町の交通の結節点として栄え、そして東京の変化にともない姿を変えながら、多くの人に利用されてきました。その物語、記憶を残すため、コンクリートと煉瓦の新旧の素材のコントラストを活かし、歴史を体感できる空間となるよう計画しました。ぜひごお楽しみください。

PROFILE

1959年フランスパリ生まれ。1984ユニテ・ペタゴジックNo.1建築学科卒業。 1988年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程のち199年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程単位取得退学。1992年セラヴィアソシエイツ共同設立。1995年、みかんぐみを共同設立し代表取締役に就任。1995年よりICS カレッジオブアーツ教授、現在は副校長を務める。2006年フランス芸術文化勲章(シュヴァリエ)受賞。2012年より明治大学大学院理工学研究科建築学専攻 特任教授。 【みかんぐみ】加茂紀和子、曽我部昌史、竹内昌義、マニュエル・タルディッツによる建築設計事務所。 1995年NHK長野放送会館の設計を機に共同設立。 戸建住宅から、保育園、学校、商業施設や万博パビリオンなどの建築設計を中心に、家具、プロダクトやアートプロジェクトまで幅広くデザインを手がけている。主な作品は、八代の保育園、北京建外SOHO低層商業棟、2005年愛・地球博トヨタグループ館、伊那東小学校、横浜開国・開港博Y150はじまりの森、あかね台中学校等、mAAch ecute 神田万世橋など。(Portrait Photo: Toru Kometani)

講義内容

2013年9月にオープンした"世界一電車に近い(?)「CAFE&和酒 N3331」。
かつて万世橋駅ホームだった場所にあるため、
線路を走る中央線との距離は、電車に乗っている人の顔がはっきりとわかるほど。

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この4月からこの「N3331」をサテライト会場にした「AFT×N3331」の特別レクチャーを定期的に開催します。
「AFT×N3331」では、食事やドリンクを味わっていただきつつ「和酒」「アート」「まち」を
テーマに第一線で活躍する建築家・アーティスト・職人などを講師に招いた特別レクチャーを行います。


【AFT×N3331】世界で一番電車に近いカフェ? が出来るまで-N3331建築誕生秘話-
【ゲスト:マニュエルタルディッツ氏(建築家/みかんぐみ共同主宰】

かつて、中央線神田〜お茶の水駅の間には「万世橋駅」がありました。
美しい赤煉瓦造りの高架橋が立つその場所は、時を経て交通博物館となり、
2013年9月に「mAAch ecute 神田万世橋」という商業施設として生まれ変わりました。
階段、壁面、プラットフォームには100年以上の記憶と歴史が刻まれています。
訪れる人々が感嘆の声をあげるその歴史と現在の見事な調和を生み出したのは
建築家 マニュエル・タルディッツ氏です。

mAAch ecuteおよびN3331誕生の背景やデザインのこだわりをはじめ
建築と歴史、建築とまちづくりの関係についてお伺いします。


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▲mAAch ecute 神田万世橋(2013)

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▲横浜市立あかね台中学校(2011)

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▲マルヤガーデンズ(2010)(撮影:浦川 祐史)

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▲2005年日本国際博覧会 愛・地球博フランス・ドイツ共同館(2005)


<メニューのご紹介>

● ミニ333ド1(さんさんさんどいっち)
神田明神下のオーガニック素材にこだわる「三井製パン舗」さんから毎日焼きたてが届くフォカッチャに香り高い太田ハムのベーコン、野菜のソテーが入っています。(※写真はイメージです)

<ドリンクは下記いずれかをお選びください>

● 万世橋珈琲
最高品質の豆であるスペシャルティ コーヒーのみを使用する
OBSCURA COFFEE が N3331 のために特別にブレンドした『万世橋ブレンド』を使用。

● 宇野茶園の和紅茶
静岡県で無農薬にこだわり、家族で育てる紅茶は優しい味わいです。

☆ ほろ良い加減でトークと夜景を楽しみたい方は生ビールをぐびっとどうぞ!(追加料金+200円)

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