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ジョルジュ・ルース/岡部あおみ

ジョルジュ・ルース/岡部あおみ

MESSAGE

写真から美術の道に入ったジョルジュ・ルースは、まず80年代のバッド・ペインティングの潮流の洗礼を受け、初期の頃は絵を描くことに専念していました。真摯に芸術に向き合うには孤独でなくてはならないといった伝統的な画家の態度を順守していたのだと感じます。いつどのように廃墟の中で絵を描いて写真を撮る という彼独特のスタイルが誕生したのか。その秘密を講義では踏み込んでいきます。

PROFILE

ジョルズ・ルース | 1947年にパリ生まれ。ニースで医学を学び、パリで現代アートに接し、独学で絵を学んだ。1988年にニューヨークでICP賞(国際写真センター賞)、1993年にフランス写真大賞を受賞。パリのポンピドゥー・センター、東京都現代美術館を初め、各国に作品が所蔵されているほか、各国各地で個展が開催され、現在も精力的に制作活動を続けている。 岡部あおみ | 東京都生まれ。美術評論家。国際基督教大学、ソルボンヌ大学、ルーヴル学院 卒業。パリ・ポンピドゥーセンターの写真研究を経て「前衛芸術の日本」展共同キュレーター。パリ国立美術学校講師・客員教授の後、メルシャン軽井沢美術館で「バルテュスとジャコメッティ」展、「ジョルジュ・ルース」展などを企画。1999-2011年 武蔵野美術大学教授、2006-07年ニューヨーク大学特別研究員。文化庁メディア芸術祭2013選考委員。現在、資生堂ギャラリーアドバイザー。

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