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コレクター入門講座 〜作品の買い方・保存・コレクションの楽しみ方〜

2015年02月27日(金)19:00-21:00 (受講料:2000 学生1000円)

ロンドンの専門誌『The Art Newspaper』発表による
展覧会入場者数ランキングを見てみると、
なんと世界トップ10の中に、必ず日本の展覧会がいくつも入っています。
2013年は7位に『ラファエロ展』(国立西洋美術館/1日あたり6,172人)、
9位に『京都 洛中洛外図と障壁画の美』(東京国立博物館/1日あたり5,896人)。
【現代美術の展覧会では50位に『会田誠展』(森美術館/1日あたり3,704人)】
ちなみに、2012年に世界でいちばん入場者数を集めたのは、
『マウリッツハイス美術館展 - オランダ・フランドル絵画の至宝 - 』(東京都美術館)でした。

そして、昨今地方で盛んに行われている芸術祭も例外ではなく、
『瀬戸内国際芸術祭2013』の来場者数はのべ26万人!!
これらの数字だけを見ると、日本人はとっても美術好きに思えます。

その一方、"日本のアートマーケットは厳しい"とも耳にします。
鑑賞者はたくさんいても、コレクターは少ない。
......はたして、このギャップは何なのでしょうか?

ひとつには、前述のような大規模な展覧会を見慣れてしまっているがゆえに
「美術は非日常的なもの」というイメージがあったり、
「価格や買い方のルールがよくわからない、
 誰に聞いていいのかすらわからない」

というモヤモヤが理由にあると思います。

そこでARTS FIELD TOKYOでは、2015年3月21日(土)〜29日(日)に
3331 Arts Chiyodaで開催する
『3331 Art Fair 2015 ‒Various Collectors' Prizes‒』に先駆け、
「コレクター入門講座」を行います。

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▲ワンピース倶楽部代表・石鍋博子さんのご自宅

"美術作品を買う"というと、なんだか仰々しく聞こえますが、
会社につとめながらコツコツとコレクションを続ける人や、
同世代の若手作家と価値観を共有して購入する人、
ファッションやインテリアのように楽しむ目的で購入する人......etc
好きな作家や作品が人それぞれ異なるように、
作品の買い方も実にさまざま。

本レクチャーでは、
"最低1年に1作品(ワンピース)を購入する"コレクターの集まり
「ワンピース倶楽部」代表をつとめる石鍋博子さんを講師にお迎えし、
コレクションが飾られた石鍋さんのご自宅写真を拝見しながら
・なぜその作品を購入したのか?
・保存はどうしているのか?
・そもそも作品は、どこで・どうやって買うのか?

など、いまさら聞けない作品の買い方・楽しみ方を
たっぷりとお伺いします!

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▲石鍋さんのご自宅。廊下にもさり気なく作品が飾られています。そして廊下を抜けると......

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▲お部屋には石鍋さんがコレクションされている作品たちがあちこちに!

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作品を購入し、家に飾るということは、
毎日その作品と対面することになります。
それは、美術館で限られた時間で鑑賞するのとはまったく異なる体験。

人生ではじめて作品を買うとしたら、
あなたはどんな作品を買いますか?

そんな妄想をふくらませながら、楽しんでいただけるレクチャーです。

受講していただいた方には、
2015年3月21日(土)〜29日(日)に
3331 Arts Chiyodaで開催する
『3331 Art Fair 2015 ‒Various Collectors' Prizes‒』のご招待券をプレゼントいたします!

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石鍋博子(ワンピース倶楽部代表)( 講師紹介

石鍋博子(ワンピース倶楽部代表)

MESSAGE

遠い存在に思える現代アートを身近なものにする「一線」は、自分の「思い」を変 えるだけで越えることができるのではないでしょうか? 約8年間、コレクターからの目線で眺めた現代アート界のことを本音でお伝えします。

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