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坪井信邦(株式会社100percent 代表取締役)

坪井信邦(株式会社100percent 代表取締役)

MESSAGE

自分は人に何かを教えられるほど経験を積んではいませんが、100percentという会社をやってみて、感じたこと、教えられことを話すことで、現実の生の経験から少しでも皆さんの役に立てることがあればと思っています。 ものづくりの素人の自分なりに考えて、行動をしてきて今がありますし、自分だからできたという事はないと思います。それだけに同じ目線で聞いてもらえればと思います。

PROFILE

1977年生まれ、2001年横浜国立大学経営学部卒業後、米国公認会計士試験に合格しロサンゼルスの会計事務所Oishi&Companyに入社、その後シリコンバレーのMoritex USA,IncでBusiness Administration, Import Managerとして勤務。在米中の2005年に株式会社100percentを弟のプロダクトデザイナー、坪井浩尚と起業し、翌2006年9月に100%Design Londonで自社ブランド100%をデビューさせた。その後2009年に自社ブランドPerrocalienteを立ち上げる。100%Design London、Maison&Object、Ambienteなどの海外見本市に出展。主な受賞はRed Dot Design Award, D&AD Award。2013年春より静岡県沼津市に直営店舗を開店予定。

講義内容

サクラ模様のグラスの記憶がテーブルに残る「SAKURASAKU」 や、光源としての電球が光のオブジェに生まれ変わったLamp/Lamp、山中漆器の名工による極薄一本挽き製法によって誕生した世界で最も薄い本漆の漆器「Fuyu 浮遊」など、ユーモアあふれるデザインで見る人をひきつける100percentのプロダクト。

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(上)サクラサクグラスは、外気とグラス内部の温度差で生じる結露の現象によって、卓上に桜の花が咲くグラス。
(中)電球による電球、Lamp / Lampは、誰もが見慣れている電球の形が電球そのものによって光る電球。
(下)Fuyuは、山中漆器の名工、本吉国夫(木地師)と矢木繁(塗師)による極薄一本挽き製法によって誕生した世界で最も薄い本漆の漆器。

100percentはそのブランド名が示す通り、企画、デザイン、ものづくり、営業までを100%自社で行っています。つまり、アイデアから私たちの手に届くまでのすべての工程が100percent内にあるのです。
デザイナーと二人三脚で練り上げたアイデアやコンセプトは、日本国内のみならず世界各地にある特有な素材•技術•またその継承者達との多岐にわたる問題を乗り越えることで、プロダクトという「カタチ」を成し、世に送り出されてきました。
「自分はものづくりの素人でしたが、そんな自分でもなんとかなった部分もありました」
そう語る坪井氏が、いかにプロダクトデザインの現場で実践し、100percent独特の制作プロセスを経験してきたかを、具体的な事例をあげてお話いただきます。

新しいプロダクトが生まれる現場を実践してきた坪井氏による経験談が聞ける数少ないチャンス。
プロダクト、デザインをはじめ多くのものづくりに携わる方必見の講義です!

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