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地方と関わること、地方から発信すること② ー土地の暮らし・仕事・ものづくりに対する愛着を発信するー

2012年10月19日(金)19:00-21:00 (受講料:2,000円)

いま地方のプロジェクトが注目されています。東京の論理ではない、地方の、その土地ならではの生き方や働き方をもう一度考え直してみたいという動 きもあります。こうした中で、地方で生きて、そこでものをつくったり、仕事をしたりするということはどういうことなのだろうかを、「シビックプラ イド」という考え方とともに、考えてみたいと思います。


「シビックプライド(civic pride)」という言葉は日本語にはうまく訳せません。「郷土愛」ともちょっと違っていて、その土地で生まれ育っていなくても、人がその場所に抱く「愛 着」や「自負」のようなものと言えるでしょう。そこには、その土地に生まれ育っていなくても、「ここが好きだ」「ここで働きたい」「いつもここが 気になる」というような、その土地とつながりを持っていたいという気持ちが働いているようです。


では、そういうシビックプライドという気持ちをどうやって人に伝えていくのか。どうしたら人に「その土地」を伝えることができるのか。その土地の もの、ものづくり、仕事、風景、建物....そういうまちに対するいろいろなものに愛着をもってもらうようにするには、どういうふうにしたらいい のでしょうか。たんなるPRの仕方ではありません。自負や誇りを持ってその場所で仕事をしたり暮らしたりできるような、なにかきっかけのようなも のづくりやコミュニケーションについて考えています。そんなお話をしたいと思います。


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伊千呂(いちろ)/ 家具プロデュース

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瀬戸内海 男木島(おぎしま)/「漆の家」ディレクション

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紫牟田伸子(編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー)( 講師紹介

紫牟田伸子(編集家/プロジェクトエディター/デザインプロデューサー)

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私たちは変化する時代に生きています。いつの時代にも、新しい価値観でものごとを見ることは大切だろうと思います。未来はいつでも自分たちでつく れるものですから、人に伝えて共有していく術を、みなさんと考えたいと思います。

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